住職のブログ

このわがままこそ根源

2019/09/08 02:30
またまた恐ろしい事故が起こりました。
冷静になって考えたらどれだけ恐ろしいことをしていたのかがわかるはずなのに。
誰も望まないこと。それでも自分は大丈夫、間違いはない。
いやはや大間違い。後悔してもどうしようもないこと。
悲劇は繰り返される。諸行無常とはこういうことです。
しかしながら、乗客の命が奪われることがなかったことが何よりです。

高速走行する電車はやはりこうかく高架式にしないと大惨事になります。
スピードが求められる社会の弊害なのでしょうね。
他人事では決してありません。明日は我が身です。

さて我が家には豆柴犬がいます。
子を持たない私にはかけがえのない我が子であります。
それはいいとして何故犬と暮らすようになったか。
実はテレビで見たある番組がきっかけでした。
「殺処分される犬」そんな感じのタイトルだったかな。
衝撃でした。ことな感じのドキュメント。
「ある犬の話」
この子がいい。可愛いね。気軽に飼い家族となった。しばらくは物珍しくていつも一緒だった。
嬉しくて楽しくて。それでも段々とせいちら成長するにしたがって忙しくなり散歩も行けなくなり
犬はひとりぼっちに。それでも声が聞こえたら嬉しくて。
それでも構ってくれなくてやはりひとりぼっち。寂しいな。
またお散歩連れてって欲しいなぁ。我慢していたら、やっと僕を車に乗せてドライブさ。
でもいつもとは違う道。知らないところへ。いつまで経っても家には帰らない。
そうしているうちに知らない家に連れていかれて、知らない人に手渡された。
お留守番なのかな。僕を見る顔が見たこともない悲しい顔。どうしたんだろう。
でもいつ会いに来てもいいように入り口近くでまつてう待っているんだ。
毎日毎日会いに来てくれるのを待っている。
知らないおじさんはいつも頭を撫でてくれる。優しい眼差し。
でも夜になるといなくなるの。冷たい床で寝ます。悲しい声が聞こえてくる。
毎日を過ごしていたある日、おじさんが僕をぎゅっと抱きしめてくれた。
おじさんは僕を連れて違う部屋へ。不安そうなお顔をした他の犬たちがいる部屋。
中へ入るとドアが閉められ何度やっても開かないの。
みんな小刻みに震え、しんと。振動が伝わってきて怖くなったんだ。
扉をカリカリしても開かない。
しばらくすると急に息苦しくなってきたよ。
僕たちは部屋の奥の小さな窓から外を覗きました。
外にはおじさんが見えたので大きな声で叫びました。でも聞こえないみたい。
だからもっと大きな声で叫んだの。何度も何度も。
でもおじさんは下を向いたまま。
僕たちは立っていることができずに次々に倒れていきました。
「ごめんよ、助けてあげられなくて、、、ごめんよ。」

そして僕は歩いていました。あなたと一緒に歩いた道。あなたが教えてくれたたんぽぽの道。
この先を曲がれば、またあなたに会える。きっとあなたも僕に会えるのを待っているはず。
そう思うとなんだか嬉しくなって僕は走り出しました。「ただいま!」

この子たちは「モノ」ではありません!犬にも「喜び」も「悲しみ」の感情も持っています。
しかし日本では毎年16万匹以上の犬や猫の命が奪われているのです。
人間の都合で。人間のワガママで。人間だって自分の子供を一人失っただけでどれほどの悲しみ苦しみがありますか。彼らにも親も兄弟もいるのです。そのことをいつの間にか忘れて「自分だけが幸せになりたい」
そんなことあるわけないのです。因果応報!全ては繋がっています。

この子たちが一体どんな思いでガス室で最後を迎えるか、どうか皆さんも考えてみてください。
一度は愛したあなたの家族を。そして、どうしてこんな悲しいことがなくならないのか、どうしたらなくすことができるのか、、、少しでもいいから考えて欲しいのです。みなさんも幸せになりたいのなら、まわりの命に優しくなることから始めてみませんか?

この番組を見て号泣してから「寄り添っていく」ことの人生となりました。



 
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